手袋づくり見学・研修について
手袋のこと
視察研修のご案内
江本手袋の「これまで」と「これから」
以前の江本手袋は自社製品を持たない手袋メーカーでした。しかし、2015年に80％の受注を依存していた取引先が倒産したことを切っ掛けに、OEMに依存しない自立した事業の構築に挑戦しています。
縫製メーカーが取り組む自社ブランド「佩（ハク）」の立ち上げに始まり、OEM依存からの脱却を目指した「理念経営」による自己変革と経営体質の改善、自社と地域の強みを活かした商品開発など、いくつかの取組みは次第に注目を集めるようになりました。
そして、持続可能な社会を目指す自社のビジョン「手袋職人の聖地」を実現するために、これまでの取り組みと地域づくりを融合する「hiketa artisan community」プロジェクト構想が形になりつつあります。
加えて、今後は日本全国を旅しながらものづくりへの想いと価値観を共有するために「佩（ハク）全国ツアー」の展開を計画しています。
手袋職人の聖地へ
明治24年、香川県東部に根付いた手袋産業の祖「両子舜礼（ふたごしゅんれい）」は、地域の人々の豊かな暮らしを実現する「手袋づくり」という仕事の礎を築きます。しかし、社会変化に伴って地域の人口は減少し、手袋の仕事を目指す若者は少なくなりました。
創業以来80年手袋メーカーとして地域と共に歩んできた江本手袋は、先人の志を引き継ぎ「手袋職人を守り育てる」ことを目的とした自社ブランド「佩（ハク）」を2017年に立ち上げました。
私たちが目指すのは、この地域を「手袋職人の聖地」にすること。
それは、誰もが自信と誇りを持って手袋づくりに関わり、のびのびと自分らしく働ける、手袋職人にとって天国のような場所です。
でも、「手袋職人の聖地」は江本手袋だけの力では実現しません。私たちの手袋を通じて江本手袋の想いを知ってもらうこと。その想いへの共感が広がることで、一歩ずつ「手袋職人の聖地」は実現すると考えています。
そして、同じ思いのものづくりが日本全国に広がれば、「ものづくり」という仕事は若者が夢と希望を持てる「あこがれの仕事」になり、日本そのものが「ものづくりの聖地」になると信じています。
一人でも多くの人に、私たちの取り組みや考え方、私たちの暮らしや生き方を知っていただき、幸せな人生へのヒントにしてもらえるよう、工房の見学や視察研修の受け入れを積極的に取り組みます。
江本手袋や手袋づくりにご興味のある方は是非お申込みください。
お会いできることを楽しみに、お待ちしております。
※現在、感染症対策としてマスク等の着用をお願いしております
＜視察研修メニュー＞
■手袋職人を学ぶ
【座学・工房見学コース】
時 間：①10:00～11:30／②14:00～15:30
所要時間：約90分（講習：約60分／工房見学：約30分）
人 数：2～6人
費 用：￥1,000
※写真撮影可／筆記用具等をご持参ください
【佩リストマフラーコース】
時 間：13:00～17:00
所要時間：約4時間（講習：約60分／実習：約3時間）
人 数：1～3人
費 用：￥5,000
※休憩時間有り／筆記用具をご持参ください／費用には生地資材が含まれます
※制作したリストマフラーをお持ち帰りいただけます
【佩手袋コース】
時 間：13:00～17:00
所要時間：約4時間×4日（講習：約2時間／実習：約14時間）
人 数：1～2人
費 用：￥20,000
※休憩時間有り／筆記用具をご持参ください／費用には生地資材が含まれます
※制作したリストマフラーと手袋をお持ち帰りいただけます
※食事及び宿泊はご用意ください（ご不明な場合お問合せください）
＜お申し込み方法＞
お問合せフォームより、ご希望のコース、日時、参加人数をご記入のうえお申込みください。
後ほど担当者から返信させていただきます。
※研修のご希望の日時より1週間前までにお問合せください
