フルオーダーメイド手袋「クラッシック」販売開始のお知らせ
商品について
熟練の手袋職人が作る、世界で一つのオーダーメイド手袋
人はひとりひとり手の大きさ、指の長さ、幅など全く異なります。
縫製の中で最も難しく、技術力が必要とされる手袋縫製だからこそ、お客様の手に合わせた手袋を熟練の手袋職人が心を込めて作り、「本当にフィットする手袋の気持ち良さ」を体験していただきたいと思っています。
また、これまでのお問い合わせで「オーダーメイド手袋を贈り物としてプレゼントしたい」というご要望を多数いただきました。
佩(ハク)の『オーダーメイド手袋 クラシック』は、スマートフォンをお使いの環境なら簡単にオーダーできるキットになっておりますので、大切な人へのギフトとしてもご利用いただけます。
『オーダーメイド手袋クラシック』のご購入とオーダーの流れ
① 佩オンラインショップにてご注文いただくと、弊社より『オーダーメイドキット』お送りいたします。
② キットの手順に従ってWEBオーダーフォームにアクセスして、必要な情報の入力とオプションを選択し、スマートフォンで撮影した「両手」の写真をお送りいただけばオーダーが完了します。
③ お送りいただいた情報と写真から手のサイズを計測し、手袋の制作に取り掛かります。
④ 約1ヵ月程度で手袋が出来上がり、お届けとなります。手袋が到着しましたら、まずフィット感をお確かめいただき、もしフィットしない場合は責任をもって最後まで対応いたします。
※製作期間はご注文の状況により前後します
※各ステップの前後にメールにて弊社からご連絡や確認がございます
▽佩オンラインショップ
https://hacsetouchi.thebase.in/
▽オーダーメイド手袋クラッシック
https://hacsetouchi.thebase.in/items/24547672
『オーダーメイド手袋クラシック』の特徴
ベテランの手袋職人がお客様の手を診断し、そのお客様専用の寸法に裁断して手袋を縫い上げます。リピートのご注文は、お客様番号のみでオーダーいただけます。
ここで言う「クラッシック」とは、「最高」を意味します。シンプルなデザインの中に、80年以上、手袋をつくり続けてきた技術とノウハウ、そして職人たちの思いが詰まっています。
『オーダーメイド手袋クラシック』では、以下の項目がオプションとなります。
■生地のカラー選択
ウール100%の生地を25色の中からお選びいただけます。
■刺しゅう(ワンポイント)のカラー
手袋の手首部分につける刺しゅうを5色の中からお選びいただけます。
■スマホタッチオプション
手袋を着用したままスマートフォンが操作できる「スマホタッチポイント」をお選びいただけます。スマホタッチポイントは「人差し指・中指、親指」となります。
■ご希望の裾(手首)の長さ
裾(手首)の長さを標準サイズ、長め(約2cm)からお選びいただけます。
なぜオーダーメイドなのか
創業以来、江本手袋はOEMメーカーとして数多くのブランドの手袋を香川県東かがわ市引田で作ってきました。業界では縫い手(ぬいて)と呼ばれる伸縮する生地を使用した縫製手袋はサイズ展開の無い1サイズ(フリーサイズ)が業界の常識で、それで問題ないとされてきました。
弊社では、4年前から自社ブランド「佩(ハク)」に取り組んでいます。ある日、工房併設のファクトリーショップに来店していただいたお客様に指が長い女性がいました。その女性は今まで手袋がフィットしたことがなく「自分の指の長さが悪い」と諦めて、既製の手袋を我慢しながら使用しているとおっしゃっていました。
「お客様の手に合わせた手袋を作ります」と伝え、すぐに工房で手袋職人がお客様の指の長さに合わせて裁断・縫製をしました。出来上がった手袋に女性は「生まれて初めて手袋が自分の手にフィットして感動した!」と涙ながらに喜んでもらい、私たちもとても感動しました。
この経験から、私たちが今まで当たり前だと思っていたフリーサイズの手袋では、手にフィットせず困っているかたが居ることに気づき、標準サイズの手袋より指の長さが1cm長い、1cm短い『オーダーメイド手袋プラスワン』を商品として販売してみたところ大変好評をいただき、たくさんのニーズと、私たちが知らなかった悩みがあることを知りました。
以下、『オーダーメイド手袋クラシック』に向けたモニターテストで寄せられたお悩みや感想の抜粋です。約70名の方から実際にお悩みを伺い、特にお困りのかたにオーダーメイド手袋の試作テストご協力いただきました。
【いただいたお悩み】
・私は一般的なサイズより指が長く、指の部分が長い手袋が欲しいと思っていました。これまで、既成サイズ手袋でフィットしたことはありません。また、指先から破れてしまうことが殆どです。
・私は既製品だと、親指だけがかなり余ってしまいます。例えば、指先がスマホ対応の手袋は親指がスマホ対応の生地の部分まで届かないので使えなかったり、結婚式のグローブが親指だけかなり余って不恰好だったり…手袋をするシーンでは悩みしかありませんでした。私の親指の場合、短いだけでなく節も太いので、自分で編んだり作ったりしないと、ぴったりの手袋はないのかなぁ…と、思っておりましたので、このような手袋の存在を知り興味を持ちました。
・昔から手が全体的に大きくて女性用の手袋がまったく入らず、悲しい思いをしていました。親指の付け根の辺りが発達しているのか太く手袋が入っても苦しくていずくて着脱も大変でなかなか手が冷たくても手袋をつける習慣にはならないのが実状です。
【試作したオーダーメイド手袋への感想】
・今までに感じたことのないフィット感に感激です!指の長さ、太さがちょうど良く、手の開閉がしやすく動きやすいです。私の手にぴったりなサイズです。
・指の長さぴったりで、感動しました!私の手に合う手袋に出会ったことが一度もなかったので「手袋がぴったり!」の感覚は人生初めてです。フィット感も問題なしです!
・まず着用感ですが、ピッタリのサイズで感動いたしました!既製の手袋では指の先に余ってしまう部分が多くありましたが、貴社のオーダーメイド手袋には余りがなく、見た目がスッキリと美しいことはもちろん、手袋をつけたまま何かをつまみ上げるなどの動作もできそうで、ストレスなく着用できる製品と感じました。また、ピッタリサイズでありながら、指の曲げ伸ばしなども全く問題なく行えました。この手袋でしたら、幸せな気持ちで秋冬が過ごせそうです。
モニターテストにご参加いただいた皆さま、ご協力誠にありがとうございました。
江本手袋について
香川県東かがわ市は手袋産業が盛んで、手袋づくり130年の歴史と日本一の手袋の出荷数を誇ります。大小の手袋会社や関連の仕事があり、江本手袋もそのひとつです。
江本手袋は戦前から現在まで一貫して縫手袋を作ってきました。昔ながらの一人の手袋職人が一双製法と国内生産にこだわり、作り手の顔が見える手袋作りに取り組んでいます。
日本が誇る職人の技を守り続け、そして後世に伝えていくこと。そして、手袋づくりを通じて、だれもが笑顔になれる地域をつくることが私たちの使命だと感じています。
お近くへ来られる機会がありましたら、讃岐うどんを食べて、引田の古い町並みと江本手袋へぜひお立ち寄りください。
担当:三代目 江本昌弘
所在地:香川県東かがわ市引田2724
TEL:0879-33-3165