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なぜ、佩(ハク・hac)の素材はウール100%なのか

なぜ、佩(ハク・hac)の素材はウール100%なのか

商品について

化学繊維には無いウールの魅力と特徴

佩(ハク)は最上級のウール100%素材を惜しみなく使っています。


しかし、一言でウールといっても、実はたくさんの種類があり、その品質はウール繊維を使って糸をつくるときに決まります。

本当に良いウール素材は、保温性を高めたり、逆に通気性を良くしたりできるのです。


それは何故か?


ウールとは羊の毛を刈り取った「羊毛」のことですが、初めて衣服に使われたのが今から4千年以上前と言われます。

動物の体毛は、厳しい環境を生き抜くために進化してきました。

そのため、ウールには素材自体に保温効果や紫外線などから皮膚を守る役割などの体温調節の機能に加えて、抗菌防臭性があるので、特殊な加工をしなくても高機能で肌に安心です。


また、その体毛の美しさで自身の優位性を異性にアピールする動物も存在します。

ちなみに、家畜用の羊は毛を刈ってあげないと伸び続けてしまうそうで、海外ではニュースにもなっています。



天然繊維で出来た素材は生物の進化そのものです。

佩(ハク)は、そのウールの魅力をしっかり引き出した素材を使用しています。

それは、とても価格の高い生地なのですが、手袋職人が作る工場から直接お届けすることで、流通や販売に掛かるコストを抑えています。



では、肌に優しく機能的で、異性からも好感を持たれやすいウールの特徴を詳しくお伝えしますね!




暖かくて涼しい、不思議な繊維

ウールの繊維にはクリンプと呼ばれる縮れがたくさんあり、空気を含んでいます。

そのウールで作った糸にはたくさん空気を含み熱伝導率がとても低いので、冬は冷たい外気を通さず、夏は暑い外気の影響を受けにくい快適に過ごせる素材なんですね。

この特徴が、佩(ハク)の長い季節に対応できる秘密になっています。


佩(ハク)のコンビマフラーやリストマフラーが夏のエアコン対策にピッタリだと言われることもうなずけます。




水を弾いて乾きやすいけど、肌がカサカサしない

ウール繊維の表面は魚のうろこのような構造になっていて、水を弾いて乾きやすい性質があります。

いつまでも濡れたままだと、雨が降ったら羊さんが困りますよね。

でも、クリンプに空気をたっぷり含むので吸湿性は高く、しっとりした肌触りです。なので、化繊のように肌にべたついたり、皮膚の油脂を吸収されて肌がカサカサになることもありません。

というわけで、佩(ハク)のウールは、お肌にとても優しい素材なのです。




汚れにくく、型くずれしにくく、自宅で洗えるウォッシャブルウール

ウールは少しの水滴であれば弾くことが可能で、吸湿性のよさは静電気による汚れの付着を抑えてくれます。

これは、雨や水滴、泥などの水溶性の汚れを弾くので汚れがつきにくいことにもつながって、着用のたびにクリーニングに出す必要はありません。


また、ウールはバネのように、元の状態まで戻るというすぐれた回復力と弾力性をもっています。

シワにもなりにくく型くずれしにくいので、ヘビーローテーションも安心!

しかもご自宅で洗えるウォッシャブルウールです。
(※洗濯は単品で中性洗剤を使用し、約30℃の液温で弱く手洗いしてください。漂白剤の使用はお避け下さい。※手絞りは弱く日陰で平干しにし、乾燥機の使用はお避けください。)


これはうれしいポイントですよね~ !




チクチクを抑えた上質なウール素材

よく「ウールはチクチクしませんか?」と聞かれますが、実際に試着していただくと「全然チクチクしない!」「手触りが滑らかで柔らかい!」と驚かれます。


それもそのはず。

同じウール100%でも、生地を作るときの肌触りを良くするための工程が無ければ、ウールの良さは半減です。また、チクチクするはウールの繊維が太目なことも原因で、手触りがゴワゴワした物はあまり質が良くありません。


お店で販売している商品に、価格が安いだけのゴワゴワしたウールや、化学繊維がほとんどでウールはちょっぴりの名ばかりウールが多いから、ウールがチクチクすると思われてしまう。


ならばと、本物の職人たちが本当に良いウール素材を使い、腕によりをかけて仕上げたアイテムをお届けしようとなったのです。



良い素材、良い縫製を知って欲しい。
佩(ハク・hac)には、こんな思いを込めています。
引田の手袋職人たちより(hac:hiketa artisan community)





●佩(ハク)オンラインショップ

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